「血に飢えたロッジ」をプレイしました

大好きなきみどり水族館さんの作品です。

やっぱり好きだ!!!となりました。

 

booth.pm

3人プレイ(GMレス)、90分程度、ユドナリウムなし

 

共有情報のみで、

あとで追加情報もあるわけではなくて、

ハンドアウトのみで情報収集していく感じです。

シンプルなのに、ずっとギャーギャー言いながらプレイしましたw

 

ユドナリウムなし、追加情報なしというシステムって、

シナリオ読み込み30分という壁を越えられたら、

初心者でもプレイしやすいですよね。

だからといって中級者やベテラン勢でも楽しめる作品です。

 

本当に「初心者向け」って書かれているマダミスって、

「(犯人以外は犯人を当てやすくて)初心者向け」なことが多くて、

なるべく避けているんですよ。

犯人引いたときの責任の重さやプレイングの難しさがすごくて。

 

でもきみどり水族館さんの作品はそういうわけではなくて、

初心者でも困らないのに、上級者でも楽しい

と言い切れます。

 

密談は初心者と上級者で使い方が変わってくるとは思います。

でも密談があったほうがマダミスらしくて好きです。

あえて密談がない苦しみを体験させるマダミスも

それはそれでいい性格してるよ!と思いますけどね。

 

きみどり水族館さんの作品はどの作品も、

すべてのプレイヤーが大きく嘘をつくことができる仕掛けを

しっかりされているので、

「あの嘘つかなかったらよかった」という後悔がないところが、

推しポイントですね。

せっかくひねり出した嘘がクリティカルに情報になってしまうのは

つらいですからね。

まあ、みんな嘘が苦手前提で話しているので、

嘘が得意な人はどうってこともないのかもしれませんが。

シナリオ読み込みや、議論中という限られた時間の中で、

いかにそれなりの嘘をつけるか。

もっと突飛な嘘がつけるようになりたいです。

「(だって書いてあるからそう言うしかないじゃん)」みたいな嘘を…。

どうしても現実的な嘘しかつけません、私は。

 

今回この作品をプレイして、

気の置けない仲間とプレイしたということもありますが、

マダミスっていろんな戦略があるものだなぁと思いました。

 

嘘がいろいろつけることで、

いろんな展開が見込まれる作品だと思います。

おすすめですよー!!!