マーダーミステリーにおける犯人役の10の行動指針
みなさん、犯人役好きですか?
私は嫌いです。
苦手です。
犯人役が好きな人は、
たぶんこの記事にはたどり着かないと思うので、
大丈夫ですかね?
私は、犯人役経験も低く、
犯人役で逃げ切ったこともあまりないのですが、
ほかの人が犯人役をしているときに、
うまいなと思うプレイをまとめていきたいと思います。
目次
- ①隠しごとを作る
- ②あやしすぎてあやしくないを目指す
- ③手がかりや証言で出てきそうな自分の知られたくないことは早めに言う
- ④しっかりリアクションを取る
- ⑤自分もしっかり犯人を捜す
- ⑥ほかのプレイヤーを混乱させる
- ⑦なすりつける場合は一人に固執しない
- ⑧犯人でない役のときとムーブを変えない
- ⑨自分で議論を仕切ってほかの人の話に時間を取る
- ⑩多数票を見極めよう
①隠しごとを作る
犯人役以外は「犯人ではないけど隠さないといけないこと」があることが多いです。
犯人役は「犯人である」ことしか隠さないといけないことがないことが多いです。
なので、この人、隠しごとなくない?ってところから
犯人とばれてしまうこともあるので、
なんでもいいので、隠しごとを作りましょう。
犯行の際の嘘と、隠しごとを捏造する嘘と、
頑張って考えましょう。
これはほかの人の記事でも言われていて、
基本なんだろうなと思います。
②あやしすぎてあやしくないを目指す
上の二種類の嘘を考えるのが難しければ、
嘘をほとんど言わず、ギリギリ以上まで吐いてしまって、
でもこんなバレバレなのマダミスかしら?
とほかのプレイヤーを疑心暗鬼にさせましょう。
でもこれはプレイヤーの性格にもよります。
ほかのプレイヤーが初心者ばかりのときは、
あやしすぎてあやしくない思考にはなりにくいので、
ボチボチ経験者ばっかりのときに使える奥の手だと思います。
③手がかりや証言で出てきそうな自分の知られたくないことは早めに言う
犯行に近い情報は、居場所や持ち物など、だれかに目撃されています。
(でないと解けないですからね)
あとあとになって出てくると、
ほかのプレイヤーの記憶にクリティカルに残りやすいので、
早めに言って、「最初に自分でも言ってた情報だよ」と
さらっと流してもらう、
もしくは忘れてもらうことが、結構有効です。
決定的な情報を他人から言われるか、自分で言うかで、
情報の衝撃が変わりますよね。
これは犯人役でないときにも使えるテクニックです。
④しっかりリアクションを取る
犯人役の人は、情報がほかのプレイヤーより多いので、
ほかの人から出てくる情報を知っていることが多いです。
でも、ほかの人にとっては、驚く情報も多いので、
一緒に驚いておきましょう。
情報に対して淡々とした態度から、目星をつけられることもあります。
⑤自分もしっかり犯人を捜す
上のリアクションと似ていますが、
自分が犯人であることを一旦忘れて、
どういうことなんだろう?とちゃんと犯人を捜すというのも
とっても大事です。
⑥ほかのプレイヤーを混乱させる
冷静に推理をさせないことは大事です。
情報がうまく整理できない心理状態にさせましょう。
インパクト強めのロールプレイや言動や嘘をついたり、
終了時間の直前に、今まで言ってなかったことを密談で言ったり、
推理披露で、新しい嘘をついたり、
とにかく動揺させましょう。
私はよくこれをされてわけがわからなくなります。
情報が出そろっていても、
正解に近い発言ばっかりされていたとしても、
みんなが冷静に推理ができない状態であれば、
まだワンチャンあることがあります。
あきらめないで、あがきましょう。
結局のところ、この⑥がめちゃくちゃ大事だと思っています。
⑦なすりつける場合は一人に固執しない
なすりつけはシナリオによっては、
この人があやしまれるようにできてますよーって
匂ってくるものもあります。
ただその人になすりつけまくると
②のあやしすぎてあやしくないになってしまうこともあるので、
いろんな人を疑心暗鬼にさせるため、
いろんな可能性を挙げたりするといいでしょう。
一人に途中までなすりつけて、
途中から出た情報でなすりつけ対象を変えると、
最初になすりつけていた対象がほっとして、
2番目のなすりつけ対象に票を入れることもあります。
ただ最初のなすりつけ対象が自分にヘイト感情がると、
目には目をという感じで票を入れられることがあるので、
なすりつけって結構難しいと思います。
ヘイトを買わない口調で話すのは大事ですね。
⑧犯人でない役のときとムーブを変えない
これは、同じ人とよくプレイをするときですが、
犯人役とそうでない役のときに
ムーブが変わるとそれだけで疑われやすいです。
犯人役のときのムーブを変えるか、
犯人でない役のときのムーブを変えるかは人それぞれだと思います。
私は犯人役でないときは、最初に話し出すことが多く、
メンバーを仕切って、発言量が多いですが、
犯人役のときはそれができなくなるので、
犯人役でないときの話し出しを遅くしたり、
発言量を減らそうとしています。
⑨自分で議論を仕切ってほかの人の話に時間を取る
これ、私は苦手なんですけど、
犯人役は自分に質問が集中しないことが大事です。
なので、いっそのこと、
自分でしきって、ほかの人にまんべんなく質問をして、
時間を消化してしまいましょう。
みんな隠しごとがあるので、
もごもごしてくれる可能性があります。
隠しきらなくてもいい隠しごとの場合は、
話されてしまって、その人白さが際立ってしまうので、
加減が難しいですけどね。
でも、自分の話ではない話で、
たくさん時間を消化することは大事だと思います。
⑩多数票を見極めよう
最後ですね。
1票差でも勝てば、勝ち逃げなので、
どこに票が入りそうなのか見極めましょう。
基本ですね。
自分のシナリオのなすりつけの流れにこだわらず、
だれが、だれに入れるのか、
もしくは、だれはだれには入れない関係性なのか、見極めて、
自分の言動やムーブはわきに置いて、
冷静に投票しましょう。
はい。
どうでしょうか。
10個挙げてみました。
全部するのは難しいと思います。
私もできてません。
でもしたいなーとは思ってます。
番外編として、
キャラクター選択時に犯人でない役…!と思って選ばず、
純粋に自分が演じてみたい役を選ぶというのも、
私にとっては大事です。
私の中では、犯人でない役と思って消極的に選ぶより、
どうであろうとこの役がやってみたい!と思えるかどうかで、
冷静にプレイできるかどうかが変わってきます。
冷静にプレイできると、嘘が浮かんできやすいですし。
逃げ切れる確率も上がるかもしれません。
でも、まだ私は犯人役は楽しめません。
もう少し経験値を積めば、楽しめるようになるのでしょうか。
もう両手分は犯人役やったんですけどねー。
いつか犯人役でも楽しめるときが来ると信じて…。